■ボランティアに関心のある方へ
災害情報を読む前に
防災とは
「防災」とは、「災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ、及び災害の復旧を図ること」をいいます。 <災害対策基本法>
つまり、「予防(訓練・啓発)」から、 「応急・避難生活支援」、そして 「復旧・復興・生活再建」など、事前から事後にいたる「災害の全ての局面」に掛かる用語です。
目に見えやすい華々しい活躍だけでなく、平時に家具の固定や、支援や手当のしかたなどを学ぶことや、災害から長期間経過後も被災地の活性化に末永く助力
するなど、従来あまり目に見えにくかった活動により、「災害の総規模」を飛
躍的を小さくすることができます。
救援活動は終了しても、
復旧・復興はこれから、という地域もたくさんあります。
また、災害救援だけでなく、平時の予防や訓練、防災意識の啓発など、防災ボランティアには、さまざまな参加のしかたがあります。
防災ボランティア活動は、「思い」だけでも、また「学び」だけでも成立しません。
「思い」と「学び」を両立させるために、平時から、下記のような各機関の防災ボランティアに関する情報を見て、ご理解をお願いいたします。
★関連する情報はここから見られます。
防災ボランティアの『お作法』集
ボランティアの方々が防災ボランティア活動を行う際に、知っていてもらいたい、あるいは知っておくとよい「こころがまえ」や「こころがけ」を、現場の経験を踏まえて提案してもらい、それをまとめたものです。
ボランティアに行きたいという方へ
・・・ いま、そこで、あなたにもできることがあります
= ボランティアへの活動募金や観光や産業面への息の長い支援を
= 「問合せ災害」・「ボランティア災害」・「支援物資災害」などの原因者にならないために留意すべきことがあります。
まずは「興味を持ち」「知ること」から。そして「身近でできるところ」から。誰もが「自分が被災者にならない努力」をすれば、きっと災害は小さく少なくなっていき
ます。
自分が被災地に行ったり、物資を送ることはもちろん尊いことですが、現地のボランティアが円滑に活動するためのお金も重要です。交通費分、あるいは、送るつもりの物資をお金に換える、あるいは、自分が今いる場所でバイトしたお金などを、センターの活動基金に送ることも立派なボランティアです。(送り先については、デマ情報に惑わされることのないよう各センターの公式ホームページを参照してください。) また、「赤い羽根・共同募金」の一部も、ボランティア団体やボランティアセンターの活動資金になっています。
また、応急的な救援局面から、復旧そして復興へと、継ぎ目無しに、息の長い多様な支援を続けていくことも大事なことです。報道が少なくなっても、被災地について、末永く関心を持ちつづけることは、とても・とても、大事なことです。
被災地では大きな被害が生じていますが、その周辺の地域でも風評被害で悩まれています。地域全体の活力の維持・回復のために、観光イベントへ参加し盛り上げたり、地元産品の購入など
を通じて、周辺地や順次回復していく被災地を、心の交流や経済面で支えることは、被災地の方々の生活再建=自助をたすけるために、とても重要なことです。
住宅の耐震化や、被災地への寄付、防災に対する知識を身につけることは非常に重要ですが、それを騙って高額であったり虚偽の内容の商売している等のト
ラブルがあるようです。 例えば、特定の講座や資格を取得をすることだけで、ただちにボランティアセンターなどの防災のリーダーとして認められるわけでは
ありません。少しでも不安・不審に思ったら、お近くの自治体等の消費者生活窓口にご相談してください。
→ [国民生活センター] [お近くの消費生活センター]
また、災害直後のボランティアだけが防災に資する活動ではありません。平時からの活動の延長が重要です。普段から、お近くのボランティア・市民活動セ
ンターなどで、防災以外のさまざまなボランティア活動に参加されてみてはいかがでしょうか。
→ [ボランティア・市民活動とは] [近所のボラセンを知りたい]
★参考になります
ボランティア(個人)の方へ
大規模な被害を受けた地域では、物資も人力も、一定の単位で、現地のルールに従って動く必要があります。また、ボランティア・ニーズは日々刻々変化しています。現地で不要な人材になって気まずい思いをしないよう、必ず、現地ボランティアセンターの情報を収集し、登録し、その指示のもとで行動してください。治安上の問題もありますから、勝手に個別訪問したりすることは避けてください。
最近は、ボランティアセンターや有力なボランティア団体が協働して、初めての方も参加しやすい「ボランティアバス」「ボランティアパック」などを企画していることがありますので、現地ボランティアセンターや、お近くの防災ボランティア団体のホームページを御参照ください。
【大学・短大・高専の学生の方へ】
ボランティア活動に参加した場合に修学上の配慮等の事務連絡が文部科学省からされています。 →[詳細pdfファイル]
ボランティア(団体)の方へ
ボランティアセンターやボランティア団体を支えてくれる人々・しくみがあります
寄付者から被災者へ援助が円滑かつ確実に伝わるためには、お知らせ・募集・分類・輸送・配布など、多くのひとびと・組織・行政の協働が不可欠です。活動入りや物資搬入の前には、必ず現地ボランティアセンターに連絡をとり、その指示に従って行動してください。どなたの・どんな善意も無駄にしないために、真に役立つ・持続性のある活動のための御協力をお願いします。
また、現地では、物資も人力も細かい差配が困難です。域外で、あらかじめ現地で扱いやすい規模で現地入りするようご配慮ください。物資は配りやすい単位で、人力ではあらかじめチーム分けや、往路で参加者に心構えなどを伝達できる、ボランティアバス・パックなどが喜ばれてるようです。その際も、大前提として、ニーズの把握のためにも、受け入れ態勢のためにも、必ず現地ボラセンと密な連携をとってください。
【活動助成金の情報】
被災地で、現在・あるいは今後活動予定の、ボランティアグループ・NPO・災害ボランティアセンター関係者のみなさまは、それぞれの活動経費も「共同募金」の資金助成の対象となりますので、ぜひとも積極的な申請を。
実際にボランティア活動に行く方へ
状況は刻々変化しています。次の豪雨が迫っていたり、余震があったり、晴れていても地盤が緩んでいたり、避難指示が出されている場合もありえます。活動に行かれる直前にもテレビ、ラジオのニュース、気象情報、及び、現地ボランティア本部のホームページ等で、最新情報を必ず確認し、その指示に従ってください。
また、初めて参加される方やそうでない方も、災害ボランティアセンターの情報収集をし、事前に、装備や心がまえ等を予習・再確認しておきましょう。災害ボランティアは地元に負担を掛けないのが大前提です。間違っても自分が助けられる側にならないよう、体調の管理やケガの防止に万全を期してください。
現地は本格的な冬に入ります。避難勧告解除から降雪期までの短期決戦型部屋片付けに加え、積雪期間中の避難住宅・復興住宅ケア、さらに雪かき雪下ろしなど、それらに対応する新たな装備や新たなスキルが求められてきます。今後ますます一層、ボランティアセンター相互間、センターとボランティア間で連携を密にし、新たな知恵を出し合う必要性が高まってくると見られます。